お客様インタビュー
Interview「売上や組織を拡大していきたいという気持ちはあっても、筋道が立てられずに迷っていました」
私の仕事は、企業向けのデザイン制作が中心です。パンフレットやホームページのほか、写真撮影や動画制作など、基本的にはデザイン全般に対応しています。
加えて、広告物の制作にも対応しています。雑誌広告や交通広告といった媒体広告のデザインも多く、グラフィックデザイン全般が事業のメインですね。
独立してからは、「売上をもっと拡大したい」「もう少し組織を大きくしていきたい」という思いがありました。ただ、今の制作という事業をどう大きくしていけばいいのか、その道筋がなかなか立てられなかったんです。どうすればいいかわからないまま、ずっと迷っている部分がありました。
集客に関しても、自分でできる範囲でSEO対策をしたり、キーワード対策を専門の業者に発注したりしていました。ただ、実際に動いているのは自分ともう1人ほどしかいない体制だったので、集客に手が回らなくなる。逆に、集客に時間をかけようとすると、今度は案件の対応ができなくなる。そんなふうに、制作と集客の両立が難しく、体制づくりもうまくできていませんでした。
SNSが出てきたころ、「これを使えばいい」と言われたこともありましたが、あまりピンと来ませんでした。例えば、「自分がYouTubeを始めたところで、製造業の方から問い合わせが来るのか?」というイメージが持てなかったんです。正直SNSは得意ではなく、どんな発信をすればいいかもわからない状態でした。結果、比較的理解しやすかったSEOに力を入れるようになっていきました。
これまで「どのようにして事業を大きくするか」など、経営について本格的に勉強したことがありませんでした。もう少しそのあたりをきっちりと学びたいと思っていたタイミングで、たまたま林さんの講座を見つけたんです。そこで「一回しっかり勉強したい」と思い、問い合わせをしました。
「ド顕在の考え方が事業を拡大できるイメージに繋がり、コツコツやればたどり着けると」
林さんの講座で印象的だったのは、最初に「BtoB向けの施策を考えるなら、SNSなんか必要ないですよ」とはっきり言われたことでした。ずっとSNSが苦手で、やったほうがいいのか迷っていた私にとって、その言葉が強く刺さったんです。
当時は、今の広告制作という事業でどこまで伸ばせるのか、正直あまり自信がありませんでした。例えば、今10件の案件を20件に増やしたとしても、回らなくなって人を入れないといけない。そうなったときに、利益をどんどん生み出せるのかという不安を感じていました。だから、「事業を少し変えるか、あるいは別の新しい事業を始めないと拡大できないのかもしれない」と思っていたんです。
そんなときに林さんの話で出てきたのが「ド顕在」という考え方でした。1つの事業で3000万円の売上があるなら、それを3本作れば1億円にできる。とてもシンプルですが、すごく腑に落ちて「先が見えた」という感覚がありました。
それまでもマーケティングの本を読んだり、さまざまなやり方を見聞きしたりしてきましたが、どれも「自分の規模でできるのかな」と疑問に思っていて、自社に落とし込めなかったんです。
でも、林さんが話していた「スモールBtoB」という考え方は違いました。小さなファネルをいくつか作って積み重ねていくという具体的なアプローチなら、「現実的だし自分にもできる」。そう感じました。「このやり方をコツコツやっていけば、ちゃんとたどり着ける」と思えたのが、受講を決めた一番の理由です。
「講座の中では具体的な回答をもらえて、わかりやすかったし動きやすかった」
林さんの講座は、想像していた以上に具体的な内容でした。セミナーの最後に質問できる時間があり、そこでの回答がとても明確なんです。「よくぞこんなに回答が出てくるな」と思うほど、一つひとつ丁寧に説明してもらえました。
自分でもこれまでSEOや集客に取り組んできましたが、どれも中途半端で、続けられずに終わっていたんです。でも、講座では実際に「どんなキーワードを選んで対策をしていくか」「月間検索数がこのくらいあれば、見込みはいくらくらいになるか」というところまで、かなり細かく教えてもらえたので、すごく分かりやすかったし、何より動きやすかったです。
中でも大きかったのは、「自社の強みをどう打ち出すか」という部分でヒントをもらえたことでした。これまで自社の強みをどう打ち出すかに苦戦していて、「デザイン性では差別化しづらい」と感じていました。デザインはどうしても好みが分かれますし、「うちはどこが選ばれているのか」と言われると、はっきり言葉にできなかったんです。
そんな中で、林さんとのやりとりの中から"リブランディング"というサービス訴求の方向性が見えてきました。「リニューアルや代替わりのタイミングに合わせて、企業をリブランディングする際のニーズに応じた提案ができることが強みになる」と教えていただいたんです。パッケージ化を含め、さまざまな案を示していただいたことで、すごく腑に落ちました。
また、「こういう理由でLPが必要」「ホワイトペーパーが必要」といった説明もすんなり私の中に入ってきました。ただ、理解できる部分は多いのですが、実際に手を動かすとなると止まってしまい、「どうにかしたい」と思っていたところです。そんな中で、ファネル構築を依頼できるサポートがちょうど始まり、「このタイミングでお願いしよう」と決めました。
講座内で用意されているフォーム営業のサポートも試してみたところ、早速問い合わせがありました。グループ企業6社のデザインを刷新したいという内容で、東京出張の際に直接オフィスを訪問し、今は検討の返事待ちです。
「経営者として考えが変わり、今後は会社の資産づくりに重きをおいていきたい」
講座を受けてから、自分の中で経営者としての考え方が大きく変わりました。これまでは制作中心で動いてきましたが、まずは自社の中に"集客の仕組み"をしっかりつくることが目標になりました。今進めている「リブランディング」というキーワードを軸に、まず1本の仕組みを確実に作り、問い合わせ数を増やしていきたいと思っています。
広告制作や会社案内制作といった既存の事業をベースに、数年以内に2〜3本の小さなファネルを構築していく計画です。これは、セミナーを受けたことで生まれた新しい目標でもあります。小さな仕組みを複数持ち、そこから売上を作っていく動きをしていきたいと考えています。
また、これまでは「月間売上」「年間売上」など、数字だけを追いかける感覚が強くて、「こういうクリエイティブを作りたい」「こんなデザインがあればいいかな」といった目の前のことばかりを考えていました。
しかし林さんの講座で「単月黒字化をして、出た利益に対して複利的に事業拡大していく」「資産性のある投資をした方がいい」という話を聞いて、発想が大きく変わりました。どこに費用をかけ、どういう資産に対して投資をしていくか――そこが経営者としての在り方や経営理念につながるという話がすごく印象的でした。
林さんは受講前に思っていたような、いわゆるコンサルっぽい感じではなく、人間味のある方です。スモールビジネスをやっている人たちと一緒に動くのが楽しい、と話されていたのが印象的でした。質問もしやすく、こちらの話を丁寧に聞いたうえで的確に提案してくれるので、すごくやりやすいです。
今回の一連の学びの中で、外部の方に頼ることの大切さも強く感じました。デザイン業界は、私も含め、どうにか自分の力でやりきろうとする人がすごく多いと思うんですが、今回のように外部の方の提案を受けたり、ファネル構築を依頼したりすることで、頭の整理が進み、事業の動きもスムーズになりました。自分では考えていなかった視点をもらえたり、途中で止まっていたことに関してどんどん背中を押してもらえたりするのは本当に助かっています。
私と同じようにスモールビジネスをされている方こそ、外部の方に頼ってみるのはすごくいいことだと思います。林さんの講座では、自分のような規模感の経営者にも刺さる話がたくさん聞けるので、まずは一度話を聞いてみるだけでも価値があると思います。ぜひ参加してみてほしいです。